トリガーポイントリリースとは

 トリガーポイントの説明は、他のページでも説明してますが、そのページではトリガーポイントの発生メカニズムを中心に説明いているので、今回はトリガーポイントのリリース方法を簡単に説明したいと思います。

筋膜リリースとトリガーポイントは、どう違うのか質問をされることがあるので、違っているところと似ているところを通してセルフケアとしてトリガーポイントをリリースできるように説明をしていきます。

 まず始めに似ているところは、トリガーポイントの説明では筋筋膜痛を起こす(引き金、トリガー)のポイントとあります。

左図は、お尻にある梨状筋という筋肉にできたトリガーポイント(X印)と筋筋膜に起きた痛みの分布図になります。

トリガーポイントは、筋筋膜に痛みを引き起こす筋肉のシコリです。筋膜リリースと違って、トリガーポイントリリースは筋肉にあるシコリをリリースして、筋膜に引き起こされた痛みを改善することです。

筋膜リリースは、歪みや可動制限を起こす筋膜の癒着や短縮をリリースするテクニックです。

筋膜リリースで歪みを改善しても、筋肉にトリガーポイントがあると筋筋膜性の痛みが改善しない場合があります。同じ痛みでも歪みが原因の痛みとシコリが原因の痛みでは対処法が異なります。

 歪みはセルフケアで改善するのが難しいですが、シコリならまめな人なら自分で改善することが出来ると思います。

右図は、ふくらはぎにある腓腹筋のトリガーポイント(X印)を描いています。下の図は、筋肉にあるシコリを指で押すのとテニスボールに乗って圧迫するのを描いてます。

阻血性の圧迫法で30~45秒間かけてトリガーポイントを圧迫します。指で押したほうがピンポイントで圧迫することが出来ますが、テニスボールの上に乗って圧迫しても、周辺部もほぐすことが出来るので気持ちいいです。

トリガーポイントの圧迫後は、筋肉に筋筋膜ストレッチを行うと筋肉の血行が促進されて、痛みや違和感などの症状が改善されていきます。

セルフケアで行う場合は、一ヶ所をギューギューやるよりも全体的に筋肉や筋膜をほぐしていった方が良いです。

アメリカでは、グッズを使ってトリガーポイントをほぐすのが流行っていて、スポーツをする人たちがセルフケアを行っているようです。

私も購入して使ってみましたが、筋肉のウォームアップには良いと思います。筒状のグッズは、上に乗って身体を動かして筋肉を刺激するのでトリガーポイントがある脚の筋肉を刺激するのにちょうど良いです。

なんか、簡単な商品レビューになってしまいましたが、グッズはまめな人しか続かないので、普通の人はテニスボールを使った方法が手軽に行えるのでお勧めです。

指で圧迫するのも指が疲れるし、テニスボールなら床に転がって圧迫できるので良いと思います。
テニスボールマッサージの説明は、こちらのページにあります。