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 首が短く見える筋肉の緊張

 肩こりがひどくなって、肩の筋肉が盛り上がってくると首が短くなったように見えるときがあります。緊張して肩に力が入りやすい人も肩を持ち上げる癖があるので、首が短く見えてしまいます。

今回は、肩こりと関係した僧帽筋について考えていきたいと思います。以前に首が太く見える筋肉の緊張というページで胸鎖乳突筋について説明しているので、ここでは首と僧帽筋の関係を取り上げていきます。

胸鎖乳突筋と僧帽筋はセットで考えた方が歪み的には考えやすいのですが、話が長くなるので肩こりに関係した僧帽筋に焦点を合わせて説明していきます。

 左図は、僧帽筋が盛り上がっている様子を簡単に描いてみました。僧帽筋は、首の後側から身体の前にある鎖骨の上外側に付いているので、緊張すると肩をつまみ上げたようになってしまいます。

僧帽筋の緊張が酷くなると首を引っ込めたようになり、緊張で頭に血液が上りづらくなってしまいます。すると血液に含まれている酸素も頭に行きづらくなるので、頭がぼーっとしたようになってしまいます。

首が短くなって見た目が悪くなるだけでなく、頭の回転も鈍くなってしまうので、日頃から僧帽筋が緊張しないようにした方が良いと思います。

ストレスでも肩こりになり、コリが酷くなって肩の力が抜けなくなると睡眠が浅くなって疲れも溜まってしまうからです。

 次にカラダの横側から僧帽筋の様子を見ていきたいと思います。
右図は、鎖骨(青色)と僧帽筋(赤色)を簡単に描いています。鎖骨は、身体の前側にある骨で首と胸を分けるように存在しています。

僧帽筋は、鎖骨の外側3分の1の部分に付いていて身体の後側から前側に覆いかぶさるような形をしている筋肉です。名前の由来もフードから来ていると言われているようです。

横がら見ると分かりやすいと思いますが、緊張して焼いたお餅のように膨らむと筋肉が膨らんだ部分の肩が盛り上がってしまうので、結果として肩が顔に近づいたようになり、首が短く見えてしまいます。

僧帽筋の場合は、お餅と違って水平面に対して膨らむのではなく、筋肉の形が首の後側から肩の前側に被さっているので、斜めに膨らんで両肩に緊張があると山のようになります。

そして、緊張した筋肉は、お餅と違って膨らんでもすぐに元には戻らなくなってしまいます。筋肉は筋膜に包まれているので、持続的に緊張して硬くなると力を抜いているつもりでもを膨らんだ状態を維持するように働いてしまうからです。

 難しい言葉でいうと筋膜は、可塑性があるからと言われています。もう少しわかりやすく言うと筋膜は、コラーゲン線維が豊富なネット状の線維なので、歪んだ(膨らんだ)状態が続くと、その状態に筋膜の線維が硬くなって元に戻りづらくなってしまうということです。

なので、寒い冬の時期に首を縮めて肩を持ち上げたように過ごしていると、僧帽筋の筋膜が形状記憶したようになって硬くなり、春になってもその状態が維持されてしまうということです。

気になる人は、歪みが固定されないように肩の筋肉をほぐしてからストレッチをする習慣をつけた方が良いと思います。肩に力を入れる悪い習慣よりも、良い習慣が多くなると筋膜の形状記憶的に見れば、首の見た目の短さも解消せれていくからです。


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