顔の歪みと咀嚼筋の緊張について

 顔の歪みは気になる人が多いと思うので、ここでは顔と頭にある顎を動かす咀嚼筋という筋肉の緊張と
歪みについて考えてみたいと思います。

以前に「顎の痛みと顎関節症について」というページ咀嚼筋の緊張と痛みについて説明していますが、簡単に説明するつもりでいたのに構造的な歪みの説明になってしまったので、なんだか分かりづらくなってしまいました。

今回は、もう少しシンプルな説明で筋肉と筋膜の緊張と顔の歪みについての説明をしたいと思います。

咀嚼筋とは、食べ物を咀嚼するときに使っている筋肉のことです。スルメなどの硬いもの食べているときに、頭の横を手で触ってみると筋肉の動きを感じます。

左図を見ると分かりやすいかなと思いますが、側頭筋は結構な大きさの筋肉です。耳の前から顎にかけて付いている咬筋もしっかりとした丈夫な筋肉だと思います。

昔の人は硬い物を食べていたので、咬筋が発達していて筋肉が太くて動いたときに力こぶのように膨らんでいたので、おにぎり型の顔の人が多かったようです。

筋肉が緊張して膨らむと、どのようになるのか簡単に考えてみました。

右図は、2つある筋肉の右側の筋肉が緊張して膨らんでいる状態を描いてみました。緊張した筋肉が膨らんで、表面の筋膜がつっぱり緊張した方向に引っ張られている状態なっています。

スーパーの肉売り場で、トレーに膨らんだ鶏肉がラップに被さっているのを想像すると表面がつっぱる感じが分かりやすいかなと思います。

 左図は、頭を上方から見た図と顔を正面から見たと仮定した図です。

顔の右側の側頭筋と咬筋が緊張して、顔面と頭部を包んでいる筋膜と皮膚が緊張した方向に引っ張られている様子を描いてます。

もし、両側の筋肉が緊張していたら、緊張で表情が硬くなってしまいますが、片側が優位に緊張している場合は緊張した側に引っ張られてつっぱってしまいます。

食べ物を片方の歯で噛む癖がついている人は、緊張した側の筋肉に引っ張られて顔が歪んで見える場合があるので、片噛みの癖は早いうちに直したほうが良いと思います。

虫歯がある人も早く治したほうが良いです。片噛みの癖がつくと無意識に繰り返してしまうので注意が必要です。

痛みがなければ歪みは気にしないというのもありと思いますが、筋肉をほぐしてから筋膜を伸ばすと歪みが整うので、気になる人は自分で鏡を見ながら顔のマッサージとストレッチを行うことをお勧めします。