気/エネルギーの流れと経絡の関係

 カラダを流れる気/エネルギーは、経絡というラインを通って全身を循環しています。その経絡には、正経12経脈と奇経8脈があります。奇経の中でも体の中心(前後)を通る、任脈と督脈が代表されて気/エネルギーの調整に使われています。

正経12経脈と任脈、督脈とで一般的な針灸などの東洋医学の経絡診断が行われています。
このエネルギーモデルは、西暦1341年に中国の滑伯仁が古来から伝わる中国医学を元にして「十四経発揮」という著書にまとめられました。

約680年前のエネルギーモデルが現在も主流になって使われているんですね。これ以外のエネルギーモデルもたくさんありますが、WHOで1989年に世界基準として361穴のツボと共にそのラインである14経絡も採用されました。

下記の図を見ながら、気/エネルギーの流れと経絡について考えてみましょう。

 カラダの表面には、経絡と言うラインがいたるる所に張り巡らされています。

その経絡は、カラダの内側の内臓にも連絡しており、気/エネルギーは内側と外側と循環して流れています。

循環経路は、正経12経を順番に巡っていて、カラダの表面の右側と左側を対称に流れています。そして、カラダの内側で、同じ経絡の気/エネルギーは合わさって次の経絡に流れて行きます。

カラダの中心(前後)を流れる、任脈と督脈(奇経)は「経絡の貯蔵庫」と言われ、12経脈の気/エネルギーが旺盛になれば蓄えられ、不足すれば補充する働きがあると考えられています。

 左側の図は、手足に流れている経絡が次の経絡に移って行く様子を描いたものです。

ちょうど川の流れが本流から支流に別れ、別の川に注いで行くような感じに思ってください。

経絡は、手先、足先、顔頭の部分で次の経絡に移って、気/エネルギーの流れを循環させています。

12経脈の流れは、大河の流れに例えられ、任脈と督脈の奇経は水を蓄える湖のように考えられているのです。

 上記の説明でなんとなく気/エネルギーの流れと経絡の関係を感じていただくことが出来ましたか?

ツボと経絡の関係は、地下鉄の駅と線路の関係に例えて考えると少しなっとくしていただけるかもと思います。
地下鉄も駅(ツボ)に入らないと見えないし、乗っていてもどこを通っているのかわかりずらい?
路線図を見ると色分けされてて、きれいでわかりやすいけど実態は乗ってみないと感じない。

このように考えると面白いですね。ツボと経絡も試しに自分で使ってみないとわからない、迷子になってそんなモノはないって言う人も中にはいると思うけど、あれば便利だし使わなくても困らない世の中に住んでいるので、現代の私達は幸せですね。