簡単に知る、筋肉と筋膜の関係と押圧と牽引・筋膜リリース

 

筋肉と筋膜の関係を考えるためにグレープフルーツを通して見ていきましょう。

 

 

グレープフルーツを半分に切ると、実の部分も半分に切れて、果肉が一つ一つ房で仕切られていることが見えます。果肉の部分を筋肉に例えると、房の部分が筋肉を包んでいる筋膜に例えられます。

 

 

果肉の部分を取って見てみると房の部分が一つ一つの壁のように見えますね。この仕切り板のような役目も筋膜はしています。

人体の大きな例で言いますと、横隔膜が仕切り板のようになっています。

 

外側から押圧を加えると、グレープフルーツは柔らかくなってくると思います。

果肉同士の循環が良くなるんでしょうかね?

 

 

そして、掴んで持上げて(牽引)してみます。グレープフルーツは、皮が固いから牽引されているようには見えませんね。

 

 

 もう少し簡単に牽引をしているところを考えてみましょう。

左の写真は、ネットに入ったミカンです。外側のネットを持上げて(牽引)しているところです。
筋膜は、一つ一つの筋線維を包んでいるのと、筋肉全体を包んでいるものと、体の内側全体を包んでいる皮下筋膜もあるのです。その役割によって体の内側をネット状のシーツのように張り巡らされています。

 私がアメリカで習ったときは、3次元のクモの巣だと習いました。でも日本では、ミカンのネットが一番ピンとくると思いました。ネットの中の一つ一つのミカンも皮に包まれていて、その中の果肉も房で包まれ分かれている感じが、多重構造の筋膜を表現するのに一番適していると思います。

筋膜リリースが姿勢の矯正に効果があるのは、体の内側の筋膜のネットワークにアプローチするためです。

*筋膜リリースの専門的な詳しい説明は、筋膜リリース回答記事をお読みください。