カラダ(筋肉)の説明書

 筋トレ、ストレッチをするときに知っておきたいこと。

筋トレやストレッチをするのに筋肉の仕組みや作用を知っていると、ムリなく効果的に筋肉を鍛えたり、伸ばしたりすることができます。

逆に知らないでやっていると、何時まで経っても効果がでなかったり、筋肉を痛めたりしてしまいます。

整体をするときも筋肉の簡単な仕組みを知っていると筋骨格系を整えるのに役に立ちます。

 左図は、筋肉を輪切りにした図です。

まず、始めに筋トレを行うときによく同じ運動を10回、3セットに分けて行いますよね。

それは、1セット目では筋線維全体が働かないからです。カラダは、ムダなエネルギーを消費しないように出来ているので、必要最低限の筋線維しか働かせません。

そして、2セット目になると休んでいた筋線維も働きだしてきます。

最後に3セット目で筋線維全体が働いた状態になります。

これがオールアウトした状態と言われてます。筋肉がヘトヘトな状態まで追い込んで筋線維を肥大化させます。

自分のカラダに合った刺激で3セット行うことで、筋肉に効果が出るということです。

 右図は、筋線維の拡大図です。

筋肉の働きは、収縮することです。意識的には、一方向の動きしかしません。反対方向には、力が抜けて弛緩して元の筋肉の長さに戻るだけです。

そこで、この弛緩する働きを促進するためにストレッチを行います。
肩が凝ったときなどは、肩の筋肉に力が入って収縮したままになり、筋線維が元の長さに戻らなくなった状態です。
ストレッチを行って筋肉を伸ばしてあげると筋肉が弛緩して血行が良くなって、肩こりも改善されます。
 
ストレッチも一度に力いっぱい伸ばさずに3セットに分けてやったほうが、筋肉の血行も良くなって効果がでます。

 左図は、ストレッチをするときの注意です。

ストレッチをするときに知っておきたいことは、力んで筋肉を伸ばさないことです。

筋肉の中には、筋紡錘という長さを感じるセンサーがあって、ムリに伸ばそうとすると筋紡錘が危険信号と感じて、反射的に筋肉を収縮して伸びすぎないようにします。

ストレッチをやるときは、筋紡錘がビックリしないように、息を吐きながらゆっくりと伸ばしていきましょう。

早く効果を出そうとして、ストレッチをギュウギュウやっている人がたまにいますが、ムリに筋肉を
刺激すると、筋線維にキズが付いてトリガーポイントというシコリができてしまいます。

一人でヨガをやる人も注意して下さい。関節可動域が大きくなってもムリに筋肉を刺激していると筋肉が硬くなってしまうことがあります。