筋膜ほぐしと圧迫法について

筋膜ほぐしと圧迫法について

 筋膜に関係したことについての文章を書いていると内容がまとまらなくなってしまうことがあります。このページの文章は、筋膜ほぐしと筋膜リリースについての続きみたいな内容になっています。

前回の文章では、ほぐしとリリースの違いみたいなことを書きたかったのですが、自分の中でリリースのことについてはよく知っていると思っているけど、ほぐしについてあまり考えたことがなかったのでまとまりが悪くなってしまいました。

ほぐしっていう日本語は、解しって漢字があるみたいでリリースの意味の解放の解と同じなので、漢字だけなら似てるのかなと思ってしまいました。なので、解しをネットで調べると一番ぴったりなのが魚を解して食べるということになりました。

人間は、魚とは違いますが骨に肉がついているので、ほぐしに関しては似ているように思います。焼き魚を食べるのには、魚の身を解すしてから食べた方が食べやすいしきれいに食べれるはずです。

魚を解してきれいに食べるには、魚の構造を理解している方が良いのと同じように人間をほぐすのも構造を理解してからほぐした方が効果的です。このサイトでも、テニスボールのマッサージとかのページがありますが、骨組みと筋肉の位置と大きさなどを知っていた方が同じにテニスボースで圧迫しても効果があがります。

 ここからは、人間に対しての筋膜ほぐしと圧迫法について考えていきたいと思います。上記のイラストは、前回のページでは半分に切れてたのでオレンジかなと思えたのですが、このページに入れたらテニスボールかなって感じになってしまいました。

まあ、どちらでも良いのですが筋膜の説明の関係上は、オレンジの方が内側の構造が筋膜に似ているので都合が良いです。そして、オレンジなのにストライプの模様が入っているのは、気の流れと身体のバランスについてのページで説明したメリディアンを入れています。

メリディアンは、人間でいうところの経絡なので気の流れ道かなと思ってくれればよいです。オレンジと違って人間は複雑な形をしているので、経絡のラインも知らない人には複雑なルートのように感じてしまうと思います。

テニスボールで筋膜をほぐすなら身体の後ろ側のラインに沿ってほぐしていくと体重が乗って圧迫の強さも加減できるので良いです。身体の横側と前側は、テニスボールで圧迫するのは身体の構造を知っている人でないと少し難しいと思います。

手や指で筋膜をほぐすなら経絡のラインを見ながらほぐせば身体の気血の流れも良くなって筋肉と筋膜の弾力も良くなっていきます。

経絡については、あまり深く考えなくても経絡という概念は3000年前から中国で使われているし、現在は世界中で使われているので、経絡のラインを参考にして身体をほぐすと良いと思います。そして、皮膚の内側は、すべて筋膜で包まれているので身体をほぐすことイコール筋膜ほぐしで、その方法が圧迫法ということでまとめにします。

専門的な身体の筋膜のラインを知りたい方は、アナトミートレインという本を参考にすることをお勧めします。

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