パルス鍼について

パルス鍼について

 鍼治療を行うときに鍼に電気を流す治療をパルス鍼または、鍼通電と言います。低周波の電流を2本の鍼に流して筋肉を収縮させる治療法です。筋肉を収縮させる方法は、筋パルスとも呼ばれていて鍼灸学校の授業で行われています。

筋膜リリースを徒手療法で行うときにパルス鍼を併用すると相乗効果が発揮します。パルス鍼は、個別の筋肉に鍼通電を行い収縮させて動かすことが出来るので、重なった筋肉や並んだ筋肉が緊張していて筋膜が緊張して動きが悪くなっている場合に効果があります。

パルス鍼を行うときに使う治療器は、乾電池で動いているのでそんなに強い電気が流れるのではないので安心して行えます。安全装置もついています。

写真に写っているパルス器は、8本コードがついているので最大8カ所の筋肉を治療することが出来ます。肩首と腰などの気になる部分の筋肉を同時にほぐすことが出来ます。

治療でパルス鍼を行うときは、症状によって使うので局所的に1カ所だけ行う場合もあり、全体的に8カ所同時に行う時もあります。当院では、症状により通常は3~6カ所の筋肉をほぐすのに使っています。

 パルス鍼について簡単に説明すると緊張した筋肉に鍼を2本刺して、プラスとマイナスの電極を鍼につなぎます。パルス器の一本のコードの先が二股に分かれていて、プラスとマイナスの電極になっています。

電気なのでプラスからマイナスに電気は流れます。そうすると体の中に電気が流れるので、鍼を刺している部分の筋肉が他動的に収縮します。

この写真は、親指が疲れていたので母指対立筋にパルス鍼をしてみました。電気を流したまま10分くらい筋肉をほぐしていると血行も良くなって、体液循環も促進するので筋肉の弾力が回復していきます。

写真のような小さい筋肉にも行えますし、肩や腰などの大きい筋肉もパルス鍼でほぐすことが出来ます。筋肉の大きさや厚さによって鍼の刺す深さと流す電気の強さなどを調節して行います。

 筋肉が緊張している部分にパルス鍼を行うと血行が良くなって新陳代謝が促進するので、筋肉に対しての治療効果が長持ちします。私も左肩が五十肩になってしまい動きに制限があったのですが、自分で3回ぐらい硬くなった筋肉にパルス鍼を行ったら症状が回復していきました。

五十肩は、人によって症状が違いますが、私の場合は初期対応で筋肉に電気を流したので回復が早かったと思います。

人によって電気治療が苦手な人もいますが、パルス鍼は、肩こりや腰痛などにもすごく効果があるので、当院では筋膜リリースと併用して行っています。痛みや不快な症状などがあり、パルス鍼を試したことがない人は、お気軽にご相談してください。

 

 

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