片目がたれる筋肉の緊張について

 このサイトでは、筋肉の緊張と身体の歪みについてのページをいろいろ作っていますが、今回は目の周りで起きる症状について簡単に説明したいと思います。

先月、来院された方から片方の目だけ垂れ目になるのはどうしてか聞かれたので、分かりやすく説明するためにイラストを描いてみました。

鏡を見たときに片方の目が垂れて見えるのは、簡単に言うと目が垂れた側の頬から顎にかけての皮膚と筋膜が緊張して引っ張られた状態になっているからです。

イラストでは、右目が少し垂れたような感じになってます。

ここでは、症状と筋肉の緊張の関係を簡単に説明しています。なので、生まれつきの場合には原因が違ってくると思います。それは、元からということになり、筋膜をリリースしても期待するような改善は起こりづらいです。片側の頬骨の変位が影響しているのかもしれません。

そして、両目が垂れ目の人も生まれつき福顔ということだと思います。

 それでは、筋肉の緊張と片側の垂れ目についての説明をしていきます。

まずはじめに顔にある筋肉の種類を考えてみると表情筋と咀嚼筋になります。表情筋は、名前の通り顔に表情を作る筋肉です。そして、咀嚼筋も名前と同じで食べ物を咀嚼する筋肉ですね。

この2つの種類の違いは、表情筋が皮膚を動かす筋肉で咀嚼筋が下顎を持ち上げる筋肉ということになります。

表情筋は、皮筋の分類になり顔の骨から皮膚をつなぎ動かす働きがあります。咀嚼筋は、下顎骨の運動に関係した関節筋ということになります。どちらの筋肉が強いかというと分かると思いますが顎の筋肉の方が強いので、筋肉が緊張して顎がゆがむと顔の皮膚はそちら側へ引っ張られてしまうということです。

両手の指で左右の顎の筋肉の緊張を比べてみて、筋肉が凝っている側の顎が緊張しているということです。イラストにあるのは、目の周りの眼輪筋と側頭筋と咬筋になります。

クレニオ筋膜リリースの施術では、緊張した側の咀嚼筋をバランスよく解して、顎の歪みを整えてから頭部と顔面の筋膜のバランスを整えます。頭と顔の筋膜は、てるてる坊主のようにすっぽりと覆われているので、前後左右のバランスを良く筋肉の緊張と筋膜のしわを整えるのが重要になります。

片側の垂れ目が気になる人で、片側の歯で噛む癖がある場合は気をつけてください。そちら側の顎の筋肉が緊張してしまうので、気づかないうちに自分で症状を作っていることがあるからです。