足ウラの指圧と健康について!
足の指圧と健康について考えてみたいと思います。
この頃、リフレクソロジーとか足裏マッサージなどが盛んに行われていますが、それだけ足裏の刺激は、気持ちが良くてカラダに良い効果を与えているということですね。
足の裏は、地面と接している部分なので立ってカラダを支えるのにとても重要な処になります。足の裏の土踏まずという部分は、アーチ状になっていて、衝撃を吸収して、カラダの重さを分散する役割もしています。
土踏まずのところには、足底筋膜という丈夫な筋膜があります。この筋膜がリラックスしていて伸び縮みが
正常に行われているとカラダの動きが調子良く行われ、疲れもあまり感じません。
ところが、足の裏(足底筋膜)が固くなると血行が悪くなり、だんだんふくらはぎや膝も固くなり、衝撃もじかにカラダの上部(腰や背中)に伝わってしまいます。
その結果、疲れが取れないカラダになってしまい、慢性疲労の溜まった不健康なカラダになってしまいます。
そんな不健康なカラダにならないために、日頃から自分で足ウラを指圧しておけば、血行が良くなって足底筋膜も柔らかくなり、疲れづらい健康なカラダを維持できます。
足ウラを指圧することによって、自分の体調も固いか柔らかいかということで、簡単にわかるようになりなります。
足ウラの指圧をするのに重要なことは、土踏まずの部分をシッカリと指圧することです。
片足を反対側のヒザの上に乗せて行います。
左図のように自分の両手を使って足を包むように両手の母指をかさねて行います。
カカトから足先に向かって、土踏まずのところをギュ、ギュ、ギュ、と4~5点押していきます。
ラインは、足ウラの土踏まずのところを内側から外側に3ラインぐらい行います。固い処をみつけたらシッカリと持続圧を10秒くらいしてください。
そして、仕上げにふくらはぎ内側を上方よりくるぶしに向かって、骨の内側の筋肉を両母指を重ねて押していきます。
ふくらはぎの内側は、腎経、肝経、脾経という経絡があり、ここの気の流れが悪くなると体調不良の原因になる肝腎なところです。
足裏にある湧泉(ゆうせん)というツボと内ふくらはぎは、健康にとってとても重要なポイントになります。
自分で出来る足ウラの指圧を簡単に説明してみましたが、これを毎晩続けると自分の健康の状態もわかるようになり、血行も良くなってきて体調が良くなってきます。
足ウラの血行が良くなってくると冷え性も改善してくるし、足ウラが柔らかくなってくると疲れたときも早く回復します。
足ウラとふくらはぎの指圧の後は、足指を一本づつ丁寧にほぐして、片方の手で足首をつかむように固定して、もう一方の手の指を足の指の間に入れて足先を握るようにして、足首をシッカリと左右に回してください。
左右の足を少しづつでも、毎日やったら健康維持に効果があります。
興味のある人は、簡単な方法なので試してみてください。