指圧・整体・マッサージの違いは？

指圧・整体・マッサージの違いは ？？

　指圧と整体とマッサージは、どのように違うのかと質問をされることがよくあるので簡単に説明をまとめてみました。

皆さんの指圧・整体・マッサージに対するイメージは、たぶん？

〇　指圧は、「ギュー」っと押す感じではないでしょうか？

〇　整体は、「ボキボキ」って感じですよね？（この頃、矯正音のないソフト系が多い）

〇　マッサージは、「もみもみ」って感じかな？

違いを簡単に言ってしまえばイメージ通りになると思いますが、もう少し視点を変えて見るとカラダに対してのアプローチの違いがあります。

◇　自然治癒力に対するアプローチの違い

　指圧・整体・マッサージが効果のある理由は、カラダの内側にある自然治癒力に対して働きかけているからです。

〇　指圧は、カラダ（筋肉）のコリ、硬結や循環不良を見つけて、押圧によって自然治癒力の働きを正常に戻そうとします。

〇　整体は、カラダ（骨格）の歪みを見つけて、矯正法や運動法によって正しい姿勢に戻して自然治癒力の働きを高めます。

〇　マッサージは、カラダの表面から皮膚や筋肉を揉んだり、撫でたりして血液の循環を良くして、自然治癒力の働きを良くします。

◇　その他の違い？

　指圧は、昭和３０年代に免許性になり按摩・マッサージと同じグループに入り按摩・マッサージ・指圧師免許（国家資格）になりました。

整体は、民間療法として残ったのでいろいろな方法や流派があり、その基準があまり明確になっていないままになっているのが現状です。

マッサージは、明治時代にヨーロッパより伝わりその後、按摩と一緒の免許になりました。

◇　まとめ

　細かいことを言うと指圧にも流派があったり、整体もいろいろ違った考え方によって方法も違うのですが、カラダを触って調子を良くすることには変わりないと思います。

ただ、指圧や整体・マッサージを行っているところが、治療系なのかリラックス系なのかで、目的や方法がが違ってくるので注意してください。

そして、受ける人が自分のカラダに一番合った方法を行う、信頼できる施術者にカラダを調整してもらうことが、自然治癒力の働きを高めるのに最適だと思います。