ファシアマッサージについて

 ファシアマッサージについて簡単に説明をしていきます。一年前にファシアと治療法についてというページを作っているので、ファシアについての説明はそちらのページを参考にしてください。ファシアという用語は新しいので、ファシアマッサージという呼び方は、アメリカでも比較的に新しい名称になります。

結合組織マッサージや軟部組織マッサージなどの身体の内側にアプローチするマッサージがファシアマッサージと呼ばれても良いようにも思います。解剖学も年々進歩しているし、時代によって流行り廃りなどもあるし、身体の何に焦点するかで行うことの名称は変わってきます。

 それでは、ファシアマッサージについて簡単に説明してみようと思います。イラストACというサイトで、筋膜のイラストを見つけたので、その図を見ながらファシアマッサージとオイルマッサージの違いを説明していきます。

この図では、皮膚の構造の下側に筋膜の層を入れてイラストと説明が書かれているので、ファシアマッサージとオイルマッサージの違いを説明するのにちょうどよいと思います。一般的にオイルマッサージは、乾燥した空気のヨーロッパで始まっているので、乾燥した皮膚にオイルを塗りこむためのマッサージになります。

皮膚の層というのは、表皮と真皮からなり身体の表面を覆っている組織になります。オイルマッサージは、皮膚に直接オイルを塗ってマッサージをして身体をリラックスさせる効果があります。使用するオイルによって、効果も違うことがあると思いますが、ここでは皮膚をリラックスさせる効果としておきます。

そして、ファシアマッサージでは、皮膚の層の下側にある筋膜の組織にアプローチをするマッサージになります。筋膜には、皮膚の下側で身体全体を包んでいる表層筋膜と筋肉を包んでいる筋外膜などがあります。表層筋膜は、皮下脂肪の層とも交わっていて足先から頭の天辺までウエットスーツのように身体の内側を覆い支えています。

筋肉を包んでいる筋外膜は、個別の作用を持つ筋肉を一つにまとめています。身体の内側は、動きの作用別に筋肉が筋膜に包まれていて、筋肉同士が複雑に重ねっています。

その筋肉や筋膜の緊張や短縮によって起こった、身体の非対称性や関節運動の制限や筋筋膜痛などの状態を解消するマッサージがファシアマッサージになります。深層の筋膜に対しては、持続的な圧迫法などによって緊張をリリースするので、ファシアリリースマッサージと言われることもあるようです。

 当院では、日本伝統の按摩や指圧の技術と軟部組織モビライゼーションなどのテクニックを融合して、独自のファシアマッサージを行っております。身体に痛みや不快感を起こす原因となる筋膜に対して、筋膜リリースのテクニックを行う前にファシアマッサージを行うとファシアがリラックスして、血液やリンパ液の循環が良くなり制限のある筋膜の局所的な脱水状態が緩和されて施術効果が向上するからです。