肩こりと首の筋肉の関係について

 パソコンのモニターを長時間じっと見つめていると、首筋から肩にかけてコリを感じる人が多くいると思います。

私もこのHPを作るのにイラストを描いたり、文章を打ち込んでいると気づかないうちに時間が経っていて、首から肩にかけての筋肉にコリと感じています。

この頃、パソコンを使いながらテレビを斜めに見ていたので、左側の首筋が痛くなってしまいました。首肩の筋肉が硬くなりコリが習慣になって、姿勢が悪くなる前に首肩の筋肉について考えてみようと思います。

肩こりと肩甲骨の関係については他のページに書いてあるので、ここでは首の筋肉について簡単に説明します。

まず、はじめに首の筋肉について考える前に、肩こりで姿勢が悪くなることについて見ていきましょう。

左図は、肩と胸の筋肉が緊張して硬くなり短縮した結果、姿勢が悪くなることについて描いた図です。他のページで説明しているので、参考にしてください。

左図では顔が円形になっているので少し分かりづらいですが、アゴが前に出て背中が丸くなっているように見えますね。頭の重さと猫背についての説明は、こちらのページになります。

肩が前に出てゆがむことについては、こちらのページに説明してます。

首肩まわりの表面的な筋肉の様子は、左図でなんとなく分かるように思うので、内側の筋肉について考えてみましょう。

 肩から首には何種類もの筋肉がありますが、ここでは斜角筋という名前の筋肉について考えてみたいと思います。

斜めの角の筋肉というだけあって、首から肩にかけて斜めに走行して両側から頸椎を牽引して頭をバランスよく支えているようにみえます。

右図では、右側の前斜角筋しか描いていませんが左右対称にある筋肉なので、片側が緊張すると首肩のバランスに影響することが右図を見れば、なんとなく分かるでしょう。

両側が緊張したら本当に苦しい肩こりの症状になってしまします。

次に、前斜角筋と同じグループの中斜角筋と後斜角筋を横方向から見ていきましょう。

 左図は、前・中・後斜角筋を右側面から見たと仮定した図です。

赤色が前斜角筋で青色が中斜角筋、そして橙色が後斜角筋になります。

前・中斜角筋が頸椎から第1肋骨に付着していて、後斜角筋は第2肋骨に付着しています。そう言われてもイメージがしずらいと思いますが、鎖骨の内側の胴体の上部、首の付け根に付着していると言ったほうが分かりやすいかな。

前斜角筋と中斜角筋の間を鎖骨下動脈と腕神経叢が通過しているので、この部分の緊張が斜角筋症候群や、小胸筋などの緊張が合わさって、現在では胸郭出口症候群と言われております。

 この部分の症状がひどくなると血管や神経が圧迫されて腕にシビレが出てしまいます。

はじめは少しの痛みや緊張でも何もしないでいると筋緊張が慢性的になり、筋筋膜が短縮や癒着を起こし、歪みを増幅してしまいます。その結果、可動制限や慢性の肩こりひどい場合は腕にシビレが表れてしまいます。

症状がひどくなる前に小さな不調のうちに身体の歪みを整えることは、予防の意味でも大切だと思います。