足首が太くなる踵の歪みについて

 この頃、よく見かける足首から膝にかけて太くなる歪みについて考えてみたいと思います。以前、足首の歪みについて作ったページはバランスについて述べたので、あまり面白くない内容でした。

ここでは、歪んだ形について考えてみます。以前作ったページでも膝下の2本の骨のことを説明しましたが、この2本ある骨が開いて膨らむと膝下から足首にかけて、見た目がバナナのように膨らんで曲がったようになってしまいます。

太ももから傾いて曲がっていればO脚になるし、内股なのに膝下だけ曲がっていたら内股O脚になってしまいます。O脚についてのページは以前作ったので、ここでは説明を省略します。

では、足首が太くなる踵の歪みについて、簡単なイラストを使って説明していきたいと思います。

 まずは、膝下から足首にかけて膨らむ症状について見ていきましょう。

左図は、足首にある脛骨(太い方)と腓骨(細い方)を簡単に描いたものです。膝下から足首が太くなるということは、この2つの骨の間が開いた状態になってしまうことです。*遺伝的(体質的)に太い人もいます。

正常なら赤いラインのところが下腿の位置とすると腓骨が外側に開いてしまうと膝下から足首にかけて膨らんでしまいます。

スネの部分の筋肉が緊張して短縮した状態が続いて、少しづつ2本の骨が開いていく場合もあるし、歩き方が原因で気付かないうちに変形してしまう場合もあります。

どちらにしてもスネの部分から外側にかけての筋肉は、緊張して硬くなり膨らんだ感じになっています。

 バランスが悪くて歪むパターンとして気をつけたいのは、カカトの歪みです。カカトの骨が内側に傾いた状態を専門的に踵骨(しょうこつ)が内反していると言います。

カカトが内側に傾くと下腿が外側に傾いて、外くるぶしが下がってしまい、だんだん腓骨が外側に膨らんだ状態になってしまいます。

ひどい場合は、膝から上側も膨らんでO脚になってしまいます。

カカトに歪みが起こった結果、足首が太くなったり、O脚になったりしてしまうなんて、普段はあまり考えませんよね。

歩き方に問題があって、だんだんカカトが内側に傾いてしまうのは、つま先が内側に向いた状態で歩いている人に見られます。

歩いているとき、つま先が内側向きだとカカトが内反しやすく、つま先が外側向きだとカカトが外反しやすくなります。前に進んだときに足裏に掛かる衝撃が歪みを作るためです。

 歩き方と足の歪みについて説明したら複雑になるので、このページではカカトと足首の歪みの関係の説明だけにします。

骨盤がねじれていても、人間は2本足なのでバランスを取るために歪んでしまう場合があります。歩いた時にムリな力がかかっている状態が続くと少しづつ足に歪みが作られてしまいます。

反対に足が歪んでいても、だんだん歪みが連鎖して身体の上の部分まで影響を与えてしまいます。

足腰が弱るっていう言葉があるように、筋肉が弱って歪みを作る場合もあるので注意が必要です。上記の歪みの場合は、長腓骨筋や短腓骨筋が弱っている場合もあります。