8Mセラピー(8motion Therapy)に関係したページリスト
8Mセラピーとは、当院独自の手技療法のコンセプトです。身体の歪みの原因になる筋肉や筋膜の緊張を緩和させて、骨格を調整する方法になります。
元々は、指圧を主体とした整体を行っていたのですが、手技療法としての筋膜リリースを研究していくうちに構造的なアプローチを行うのに必要な身体の見方と捉え方をまとめた方が良いと思いました。そして、出来上がったものを8モーションネット理論として、2019年に8Mセラピーという名称で当院のサイトに統一することにしました。
8Mセラピーについてのページで、コンセプトの概略を簡単に説明していますが、こちらでは8モーションネット理論の成り立ちに関係したページのリストを下記に紹介しています。
8Mセラピーの始まりは、8方向の動きの統合図のアイデアから生まれ、ネットワーク思考を経てリンクすることで大きくなり、人体の構造的なバランスと言われているテンセグリティー構造の考え方を加えて、解剖学的な筋肉の模型図を足して 8motion.net/ボディーチャートが生まれて8モーションネット理論が完成しました。
下記のイラストを見ながら、人体模型図の成り立ちのプロセスを追ってみましょう。
◇ 8方向の動きの統合
左図は、8方向の動きのラインを統合して作った図です。図の中にある、F B L R は、フロント、バック、レフト、ライトの略で、前後左右ということです。
人体の動きとしての前屈後屈、左右の側屈と左右の回旋と圧縮と牽引を表した図になります。
厳密に言うと圧縮と牽引は、一人では出来にくい動きですが伸びと縮みと簡単に考えて下さい。
◇ 動きとつながり
人体の動きとつながりについて考えてみると本当に不思議に思うことがよくあります。肘と手首の連動性は、すごく滑らかで手の指の動きはもっとすごいですよね。
普段は、あまり意識していませんが本当に健康に動けるって、ありがたいことですね。
◇ ネットワーク思考
一つのノードから、もう一つのノードにリンク(上図)され、そして、もう2つのノードと全体が手をつなぐと三角錐になります。
三角錐は、面の数が立体における最小の4つの面から構成されています。2つで手をつないでいると平面的で4つになると最小の立体になるなんて不思議に感じますね。
平面的に考えると4つなら四角だろと思うけど、ネットワーク思考になると立体的な考え方が意識されてきます。
ちょっと変な説明になりましたが、立体的に考えるのに必要なプロセスになります。
◇ 8motion.net/ ボディチャート(人体模型図)
上記のプロセスとテンセグリティー構造の理論で生まれたのが左図の人体模型図です。
これは、人体と言われても変な感じに映るかもしれませんが、8方向の関節や人体の動きと筋肉の走行の関係を足してシンプルに描いたら、このような人体の背面図になりました。
テンセグリティー構造を意識して作ったので、身体のバランスがイメージ出来る程度のシンプルなモノになっています。
前面図も作ったのですが、立体構造をスケルトンで見せるのに完成度があまり良くないので背面図だけ紹介します。
8motion.net/ ボディチャートは、8Mセラピーの総論的なもので人体の捉え方を表現しています。コンセプトの成り立ちと関係したページは、下記のリストをご覧ください。